【こころへのアプローチ】面談に役立つ三つの姿勢【カウンセリング】

専門職向け

皆さん、こんちわ!

皆さんは日々のお仕事の中で、クライエントさんへの関りに悩んでいませんか?

私はずっと悩んでいます。

クライエントが自分とフィーリングの合う人ならいいですが、そうでない場合は「自分を相手に合わせてチューニングする」必要があります。

相談援助についてはバイスティックさんが超有名でこのブログでも何度かご紹介させていただいていますが、今日はいつもとは違う切り口で相談援助に役に立つ基本をご紹介したいと思います!

関連がある記事も過去に書いてますのでよかったらご覧ください!

「こころ」へのアプローチができると困難ケースが、なくなるかも!

相談援助でもカウンセリングでも、それぞれが抱えている困りごとの解決を目指すという点では同じで、異なるのはそのアプローチ方法です。

カウンセリングは、本人やその周囲の人の「こころ」を中心に支援します。

一方で相談援助は、よりその人の背景にある「生活」をふまえ、さまざまな制度やサービス、資源を活用して解決を目指します。

ただし、相談援助の場面でも「こころ」に比重を置いたアプローチを必要とすることがあり、これができないと「対応がむつかしい」「対応困難だ」と、専門職が困難ケースを作り出してしまうことになります。!

「こころ」にアプローチするためには、まず『ありのままを受け入れる!』

カウンセリングの基本姿勢の中で【無条件の積極的関心】【共感的理解】【純粋性】なども基本姿勢として重視したいものがあります。

これはC.R.ロジャーズさんのクライエント中心療法と呼ばれる理論の一部です。

C.R.ロジャーズさんは

”人は「今、ここ」のありのままの世界を心と体で体験していると考え、人は自分の態度や気持ちを自由に表現することが出来れば自ら心穏やかになっていく力を持っている”

と述べています。

つまり、制約無く自由に振る舞える(安心安全)ことが保障されることで、人間は自然と穏やかになっていくということですね!

この「ありのまま受け入れる」ためのコミュニケーション技法や態度が【無条件の積極的関心】【共感的理解】【純粋性】です。

『セラピーによる治療的変化の必要にして十分条件』(1957年、C.R.ロジャーズ)という文献の内容ですので、興味がある方は調べてみてください。

【無条件の積極的関心】とは

「無条件」に相手を受け入れようとする態度を指します。

一般的には酷いと言われるような言動があっても、相手を批判せず、それに対して否定や肯定等の援助者の判断を挟まずに受け止めることです。

難しいですね!完璧にはできなくても、そういう風に在ろうという態度がクライエントの伝わることが大切だとロジャーズさんは言ってます。

【共感的理解】とは

クライエントの世界をクライエントが感じ考えているように、その微妙なニュアンスも含めて、相手のありのままを受け止めようとする態度を指します。

聴いている援助者の感情や考えは排除し、クライエントの思考や世界を創造し理解しようと努力することが大切です。

これも、同じように完璧にはできなくても、理解しようと努力することが大事だということです!

【純粋性】とは

援助者が聴いている時にこちらに沸き起こる感情や気持ちを素直に認める態度のことです。

援助者自身の感情を否定するのではなく、例えば関心が持ち続けられない援助者である自分が居ることも認める、という態度を指します。

援助者であっても、つまらない話には飽きます。一方で聴くことでもっと相手を理解したい、という気持ちもあるのも事実です。

このようなことを真摯にクライエントに伝えることで、聴いている側に嘘や偽りが無いことが相手に安心感を与え、ありのままを話すことができるカウンセリングの場が作られる、とロジャーズさんは述べています。

つまり、何が言いたいのかというと

相談援助における面接の基本姿勢として【無条件の積極的関心】【共感的理解】【純粋性】がクライエントにしっかりと伝わることで、面談が安心安全な場であること、クライエントのために援助者が存在していることが体感され信頼関係や援助関係の構築に役立つということです!

やっぱり、傾聴が必要

また、このような姿勢を伝えるためのコミュニケーション技法として、傾聴が重要であることは明白ですね。

傾聴とは

クライエントに意識を向けて積極的に耳を傾けることを指します。

話の内容を把握するだけではなく、相手が伝えようとしているメッセージや言葉の奥にある気持ちにまで関心を向けていく必要がありますね。

じゃあ、具体的には?

援助者が話し手にならないことです。

援助者の意見や助言を伝えることはもちろん必要ですが、相手の話を聞き届けてから、その伝える助言の必要性を判断し対応することで必要な姿勢が伝わるのだと思います。

傾聴を技法として意識して活用することで、クライエントの行動やしぐさや表情、会話の流れ、話の一貫性のなさ、会話の矛盾点、繰り返し述べられていること、相手がストレスや葛藤を感じるポイントなど、面談を進めるうえで援助者が抑えておくべきポイントが明らかになる効果も期待ができます!

つまり、「こころ」へのアプローチとは自分の態度を相手にしっかり伝えることです!

対応困難になっている原因の一つとして、クライエントの感情表出に支援者が動揺し面談場面をコントロールできないこと状況に陥っていることが挙げられます。
こんな時は、もしかしたら支援者の態度がクライエントにとって「安心安全」ではないのかもしれませんね!

最後に

いかがだったでしょうか?今日は、支援が上手くいかない時に詳しく振り返ってみると、自分自身のいら立ちや批判的態度が漏れ出ていたのではないかと感じることが多いため、いろいろ調べた結果を書いてみました。

支援者は決して聖人ではありませんが、泣いたり怒ったりする一人の人間としてクライエントの理解者になろうと努力しようとすることができるのではないかと思っています。

皆さんはいかがでしょうか?コメント等なんでもいいので、皆さんの体験や感じていることを教えてもらえるとうれしいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました